この時期になると楽しみなのがバレンタインデー。
毎年この時期にしか手に入らない海外ブランドのチョコレートやバレンタイン限定アイテムなどが手に入るので、毎年自分へのご褒美チョコとして買っている人も多いですよね。
バレンタインのチョコレートイベントに行くと、ところせましと様々なブランドのチョコレートが並べられていますが、何粒かセットで買うとなるとなかなかいいお値段。
平均一粒300円位なので、4粒や8粒など比較的小さなセットばかり買っていても、あっという間に5000円や10000円がなくなってしまいます。
一粒食べるだけで「幸せ~」って思うチョコレートもありますが、中には「・・・・」となるものも。
高いだけに失敗したくないですし、人にあげるものならなおさら失敗したくないし、毎年同じものをあげるのもちょっと・・ってなってしまいますよね。
バレンタインのチョコレートで悩んでいるあなたにおすすめなのが、阪急百貨店で毎年開催されている『バレンタインチョコレートのお味見会』です。
2017年は、2月5日(日)~10日(金)の各日5回50名限定で開催されていて、バイヤーさんが、その年におすすめのチョコレートを選んでくれているので、その年におすすめのチョコレートを食すことでできるチョコレート好きにはたまらないイベントなのです。
おすすめのチョコレートやチョコ菓子を10種類+チョコドリンク(チョコスプレッドなど)を1500円でバイヤーの解説付きで楽しめるとあって連日大盛況で、私も楽しみに行ってきました!
今年のチョコレートのラインナップはこんな感じ!
一粒400円~500円する『メゾン・デュ・ショコラ』のチョコレートもはいっているので、これで1500円はかなりお得!
阪急のお味見会ででた、2017年のバレンタインチョコレートを一つずつ紹介していきます。
三田 エスコヤマのチョコレート バニラ味噌
兵庫県三田市に置く、唯一の店舗「パティシエ エス コヤマ」で1日1600本を売り上げるという「小山ロール」で大人気のパティシエ小山進シェフ
フランスの最も権威のあるショコラ愛好会『C.C.C(クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ)』への参加を皮切りに、初出品した2011年から5年連続で最高位を獲得。
2011年、2012年、2014年には外国人部門最優秀ショコラティエ賞も受賞している世界を代表するショコラティエの小山進シェフが生み出すチョコレートは
マダガスカル産のバニラビーンズと小山シェフの出身地でもある京都の白味噌をあわせたバニラ味噌に、バニラの香りがするカカオ40%のミルクチョコレートをあわせたチョコレート。
バニラが香るとりけるような口溶けのチョコレート。
International Chocolate Awards 2015世界大会で銀賞を受賞したボンボンショコラ「バニラ味噌」をスプレッドに変身させた一品。マダガスカル産バニラと京都の白味噌を合わせた「バニラ味噌」に、こちらも同じくバニラの香りを宿したミルクチョコレート(カカオ分 40%)を合わせました。チョコレートは元々、カカオフルーツの果肉と豆を醗酵させ、乾燥させることで生まれたもの。いわば醗酵食品ともいえる素材です。味噌も同じく日本を代表する醗酵食品。加えて、バニラの香りも実は「キュアリング」という醗酵過程を経ることで生まれるもの。150種類以上の物質の奇跡的な配合比率によって、あの甘い香りが生み出されていたのです。つまり3つの素材すべてに、“醗酵”という共通項がありました。これら3つの熟成素材の香りを引き立て、味に分厚みを持たせるのが、絶妙な火加減でキャラメリゼしたヘーゼルナッツの自家製プラリネ・ノワゼット。ヘーゼルナッツが持つ、特有のふくよかな甘味と香りが、「バニラ」の存在感をいっそう浮かび上がらせます。白味噌が持つ熟成香と深いコクに、優しく広がるバニラの香りとカカオが互いの良さを引き立て合う、心地よい余韻のスプレッドがここに誕生しました。このアイテム自身もI.C.A.2015のアメリカ大会において、銀賞を受賞しました。
出典:http://www.es-rozilla.com/
(「バニラ味噌白味噌」・「抹茶&金木犀」・「金柑ノワゼット」・「ブリック・デル・ガイアン」の4粒セット1500円)
フランス ヴェルディエ
南西フランスのポーで創業したヴェルディエは、ヌガーやチョコレートを手がけるコンフィズリーです。食べる人の顔を思い描いて、丁寧に作り出されたお菓子が評判です。
『ソーテルヌ』という貴腐ワインに浸したとてもやわらかなゴールドレーズンを香り高いチョコレートでコーティングした逸品。小さなひと粒ながら、口に含むと「ソーテルヌ・ワイン」の香りが広がり、とても印象に残る味。時を経るほどに香り高く、まろやかになるそう。15~20℃くらいで保管すると、ワインが熟成するように、香りがより際立ち、甘味も増してきます。お酒とあわせて楽しむのもおすすめ!
南西フランスのポーに位置するヴェルディエ社は、1945年にトゥロン (フルーツや木の実入りヌガー)、キャンディー、チョコを手掛ける コンフィズリーとしてスタートしました。ARTISANAL(職人芸) をモットーにコツコツと美味しいもの作り出すことのみに専心してきた老舗です。
ブロンド色のドライ・レーズンをボルドー産の最高級貴腐ワイン・ソーテルヌに漬け込み、カカオ分が70%の純チョコレート、「トロピリア」 でコーティング。
ソーテルヌ酒に数日間漬け込まれたレーズンは、水分を保つために薄く粉砂糖をまぶし、銅製の大きな鍋に入れます。この 銅鍋を回転させながら溶かしたチョコレートを少量ずつ加え、丁寧にコーティングして出来上がり!まさに「職人の手」が 生み出す逸品といって良いでしょう。
大人のバレンタインにピッタリのレザンドレ・オ・ソーテルヌのご購入はこちらから!
出典:http://item.rakuten.co.jp/otokonodaidokoro/
イタリア ヴェストリ VESTRI
ドミニカ共和国の自社農園でカカオを栽培、オリジナルカカオは酸味、苦味、味の奥行きのバランスの良さや、後味の余韻に優れ、2015年・2016年『インターナショナルチョコレートアワード(ICA)』で金賞を受賞したカカオトリー。
トリノの騎士「ジャンドゥイヤ」がかぶっていた帽子をかたどってつくられたチョコーレートで、ヘーゼルナッツなどのナッツ類を使ったジャンドゥーヤとよばれる丸みのある三角形のチョコレート。
イタリアの伝統的なチョコレートだけあって甘めですが、口溶けがとってもなめらかで食べやすいチョコレートです。
2016年インターナショナルチョコレートアワードで金賞を受賞したクレミーノ4粒セットのご購入はこちらから
出典:http://item.rakuten.co.jp/progettosfida/
スイス チョコレート&ラブ CHOCOLATE AND LOVE
イギリスの食品の国際大会、グレートテイストアワードにて1つ星を受賞(2014年)したまるでコスメのようなボタニカル柄のパッケージが目を惹くスイス製のチョコレート。カカオの産地など、おいしさを最大限に追求するだけではなく、包装紙には再生紙を使用するなど環境や自然にも配慮しています。
クリーミーダークチョコレートは、焼いたカカオ豆を細かくしたカカオニブがチョコレートの中にはいっており、サクサクとした食感と深みのある味わいが特徴のダークチョコレートです。ヨーロッパのオーガニック認証をとっています。
豊かな土壌で有機栽培されたカカオ豆を使用したチョコレートは高い製造技術をもつスイスで作られています。植林活動やフェアトレードを行うなど、m自然環境や生産地にも配慮。イギリスで食のオスカーといわれ優れた食品・飲料に与えられている『グレーとテイストアワード』でも賞を獲得しています。ボタニカル柄のパッケージもオシャレ。
出典:http://www.gleen.jp/
フランス パティスリー サダハル アオキ パリ
2016年クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(C.C.C.)品評会で最高位賞を日本人で唯一6年連続受賞したサダハルアオキ氏のチョコレート。
玄米茶のタブレットは、抹茶などのお茶使いとして名をはせている青木シェフ『サロン・デュ・ショコラ』でBタブレット禅という名前で紹介されているもの。
ベルギー ドゥバイヨル DEBAILLEUL
完璧な味を追求した創業者マルク・ドゥバイヨルの精神を忠実に受け継いたロイック・ブランダン氏が、人々の心に残るチョコレートを作り続けています。
ガナッシュ・ドミニカは、ドミニカ共和国産のホワイトチョコレートのガナッシュをドミニカ共和国産のカカオを使ったダークチョコレートでコーティングしたチョコレート。中世ヨーロッパに数多く存在したマナーハウスからインスパイアされたコレクションです。
2017バレンタインコレクションのドゥバイヨル公式サイトでのご購入はこちらから!
出典:http://select-foods.com/
フランス ラ・メゾン・デュ・ショコラ
1977年ロベール・ランクスが創設した名門ショコラトリー。2012年にはフランスの最優秀職人賞『M.O.F』を保持するニコラ・クロワゾーがシェフ・パティシエ・ショコラティエに就任し、ますます期待が高まるショコラトリーです。
四角いチョコレートに丸いデザインが入ったチョコレートは、塩キャラメル風味のビスキュイやコーンフレークのようなサクサク感が楽しめるプラリネのチョコレート。キャラメルがきいた味。
4種の限定レシピを詰合せた2017年バレンタインコレクションのメゾン・デュ・ショコラ公式サイトでのご購入はこちらから
出典:http://www.lamaisonduchocolat.co.jp/
日本 ぎんざ空也(くうや) 空いろ
空也五代目 山口彦之氏の“あんこを世界へ”という想いからスタートした「空いろ」は、お持たせの最中で人気の和菓子店「空也」の持つ餡へのこだわりを抽出し、現代的に色づけした、遊び心あふれるお店です。
月シリーズのフレーズショコラは、白餡とホワイトチョコレートにベリーを練りみ、ほのかに塩味のきいたクッキーでサンドした逸品。食べやすいサイズで、見た目もかわいく、クッキーの生地とあんこが絶妙なハーモニーでコーヒーとの相性も抜群!
こちらは、お味見会の中でも2回しか登場しないそう。
空いろ つきチョコBOXの空いろ公式サイトでのご購入はこちらから!
出典:http://store.ponparemall.com/
オーナーパティシエ中元修平によるまるで芸術品のようなケーキや繊細な味わいの焼き菓子が評判の京都烏丸の人気店『パティスリー.エス』
スプーンにのっているのがP79 パティスリー エス
イタリアのドモリ社のショコラを税ダクに使ったコクが深く、口溶けがなめらかでまるで生チョコのようなショコラテリーヌ。食感はとても柔らかく、ウィスキーやブランデーなどのお酒好きの人にもおすすめのテリーヌです。
パティスリーエスのショコラテリーヌの公式サイトでのご購入はこちらから
出典:http://patisserie-s.com/
1本とハーフサイズが販売されており、フランスのエスペレット産の唐辛子パウダーをかけて食べるとまた風味がかわり、甘いお酒にあうようなデザートに変身するそう。
鎌倉 ca ca o カカオ
香り高く、喉に残らない爽やかな後味が特徴のコロンビア産のカカオ豆にこだわった鎌倉・小町通りに本店を構える生チョコレートのパイオニア的ブランド。
天使の誘惑は、カカオディレクターが選びぬいたコロンビア産のカカオ豆を使用した風味豊かなアロマ生チョコレートに長期熟成の芋焼酎をブレンド。
創業 170 年以上の歴史を誇る西酒造が作り上げた樽で熟成させる芋焼酎「天使の誘惑」の芳醇な香りと、カカオのアロマがしっかりと感じられるビターの生チョコレートです。
今まで食べた生チョコの中でも口溶けがよくさっぱりしていておいしいということでしたが、かなりお酒が強めなのでお酒が苦手な人にはちょっと難しいかも・・・
小町通りの石畳 天使の誘惑のご購入はこちらから
出典:https://www.fashion-press.net/
イタリア BABBI バビ
大人のスイーツとして楽しめるウエハースとして有名なBABBIが創業されたのは約60年前。本場イタリアの職人達の愛情のこめられた芸術的スイーツのお店。
BABBIオリジナルレシピで作ったピスタチオの豊かな深みある風味を味わえるスプレッドクリームwpセルフィーユのクラッカーの上にのせた逸品
その他にも抹茶ティラミスや辻利兵衛本店の宇治抹茶入りのラングドシャ、宇治のほうじ茶を使用したラングドシャなど計15種類が味わえました。
思わず、食べてしまいたくなってしまいますね。
一粒でも食べれるとそのブランドのチョコレートをもっと食べてみたいと思ったり、ちょっと違うなぁと思ったり、何よりいろんなブランドのチョコレートを一度に15種類も食べれるので、ショコラ好きにはたまらないイベントです。
今年のバレンタインチョコレートは何にするか決まりましたか?
ぜひ、このチョコレートのお味見会のレポートも参考にしてみてくださいね!
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