いつものコーデをアップデートするプラスワンアイテムとして、今年一番旬なアイテムといえば「ベルト」です。
流行しているし雑誌でも特集しているから、お洒落な人達のベルトの巻き方を真似して使ってみたけど、なぜかコーディネートが垢ぬけない、、、なんてことありませんか?
上手に選べば、ベルトは洋服のポイントにもなりスタイルアップ効果も狙えるなど大人女子のコーディネートに一役かってくれる役立つアイテムです。
そこで今回は、カシミヤ100%ストールブランド「re:gre」のスタイリストが様々なコーデを見てきた経験を活かして、万能アイテム「ベルト」の選び方をご紹介します。
ベルトで七難隠しておしゃれに魅せる!
ベルトが流行してる今年は特に、いろんなブランドから様々なベルトが出ていて、どれを選べばなりたいスタイルになれるか、どういう風に着こなせばコンプレックスがなくなるのかわからない方も多いと思います。
大人気ドラマで桐谷美玲さんや話題の ブルゾンちえみさんが出演している「人パー」こと『人は見た目が100%』で、ストールは七難を隠すというストーリーがありましたよね。
出典:https://ameblo.jp/milky-milktea-703/
実は、そのストーリが今年流行のベルトでもコンプレックスを克服できるものだったのです!
ちなみにここでいう七難とは・・・
- 顔立ちの不味さ
- 性格のキツさ
- 生活の乱れ
- 老いの恐怖
- 運の悪さ
- 色気のなさ
- みすぼらしさ
確かに、隠せるものなら隠したいものばかりですよね(笑)
ドラマの中で七難を隠すという意味は「難を全て覆い隠すことではなく、ストールはどこか一つにポイントを置いてそこに意識を移すことで他を目立たなくする。」もの。
ということは、特にストールでなくても、コーディネートにポイントを作ってそこに目線をうつすことができれば、ストールと同じようにコンプレックスを隠せるということなのです!
出典:http://lookbook.nu/
上の画像のようにシンプルなコーディネートの時でもダブルバックルベルトのような存在感のあるベルトをつければ思わずベルトに目がいってしまいませんか?
自分の気になる部分から目線を外すことができれば、まずは大成功!
ベルトだったらストールのようにどのように巻けばいいのか悩まなくて言い分、誰にでもできて、オシャレにみえること間違い無しのお助けアイテムなのです!
ベルトの選び方でコーデが変わる!
ファッション面にフォーカスしたベルトの基本的な使い方は、ウエストを強調し女性らしい着こなしに見せること。
ベルトといえば一番に目につくのが太さですよね。
女性らしさを強調したいなら細ベルトを、モードにきめるなら太めの幅のベルトを選ぶことが基本ですが、ベルトの装飾やカラーによっても似合うスタイルは違うので、やはり最終的にはあまり太さばかりに捕われず自分のしたいコーデにあわせた使いやすいものを選ぶのが◎です♪
まさに今年の一本!旬顔サッシュベルト
“サッシュベルト”とは、太く幅広いベルト・帯のこと。
引き締めやずり落ち防止の目的から、硬い素材のものが多いベルトの中では珍しく、主に柔らかい素材でできているのが特徴です。
やわらかな素材感はスタイルに合わせ使い方のバリエーションが多様なため、流行中のベルトの中でも、おしゃれに敏感な人に特に人気の高いタイプです。
サッシュベルトはハイウエストで締めることで、ロング丈が強調されてスタイルアップ効果を期待できます。
幅広ベルトで、しかも結び目が前にくるタイプなので、気になるおなかのぽっこりが目立ちにくくなるのがうれしいですよね。
先ほどご紹介した、人気インスタグラマーのkazumint20さんに着用していただいたサッシュベルトは下記より購入可能です。
サッシュベルトを選ぶときに重要なのが、ベルトの柔らかさ。
ハイウエストで使うことを考えると、あまりベルトが硬いとおなかの周りの皮膚が痛くなってしまいます。
さらにウエスト付近、トップスとボトムスの境目で結び、女性らしいXラインを作るときも、きれいにウエストラインに沿ってくれるよう、ベルトの柔らかさは必須ポイントなのです。
サッシュベルトは、手持ちの靴などと色をあわせるとコーデがまとまりやすいので、はじめの1本はベースカラーの黒がだんぜんオススメです!
ロングスタッズベルトで作る「垂らし」コーデ
“スタッズ”は“鋲”や“飾りボタン”のことをさしますが、一般的なのはメタル製の鋲で飾り立てたベルトを“スタッズベルト”と呼びます。
その内容や加工により、かなり高価になる場合も少なくありません。
流行しているのはわかるけど、ワイルドで使いこなしにくいのでは?と敬遠されることもありますが、上の画像のようにシンプル派の「ノームコア」ファッションが定番になりつつある昨今は、コーディネートのアクセントとして大活躍のアイテムなのです。
※ノームコアとは?
NYのファッション界でも話題の『Normcore(ノームコア)』とは、norm(ノーマルの略)は「標準」、coreは「ハードコア」などの「コア」を組み合わせた造語で「究極の普通」という意味です。
ニューヨークを発信基地としたファッションのスタイルで、「シンプルなアイテム同士をいかにかっこよく着こなすか」というシンプルを突き詰めたファッションのことをいいます。簡単にいうと、『究極の普通を着こなす』ことです。
KENDALL JENNERのスタッズベルトコーディネート
アメリカのトップモデルで女優として人気沸騰中のケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)のスタッズベルトコーデがこちら!
出典:https://www.singer22.com/
スタッズベルトは、あまりゴテゴテしたコーデにあわせるとハードになりすぎてしまうので、あくまで普段着るようなデニムやシンプルなTシャツに合わせるのが鉄則です。
お次もケンダル・ジェンナーのデニムコーデ!
出典:https://www.singer22.com/
ハードめのスタッズに緩さをもたせることでシンプルな服装とよりマッチし、存在感のあるスタッズが気になるウエストから視線をそらしてくれます。
出典:http://www.nastygal.com/
シンプルな白いワンピースなどに合わせると、甘×辛がうまくミックスされ、さらにワンランク上のコーディネートに♪
スタッズベルトは「スタッズ」がついていてこそ、コーデネートにメリハリを作ってくれます。
選ぶときは、控えめにスタッズがついているものよりも、思い切って「これぞスタッズベルト!」というものを選ぶのが正解!
ただし、形自体はベーシックなものをチョイスしたほうが、どんなコーディネートにもあわせやすいです。
2017年セレブが夢中!ダブルバックルベルト
ベルトでウエストマークするコーデは定番になりつつありますが、定番なだけにマンネリを感じている方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、一本持っていると周りとぐっと差がつくのが、ベルトの要ともいえるバックルがダブルでついている「ダブルバックルベルト」です。
コーディネートでハイウエストにポイントをおきたいときも、ウエストにポイントをおきたいときも、ダブルバックルベルトが大活躍!
ケンダル・ジェンナーのブラック1色のワントーンコーデの時にもダブルバックルベルトがいいポイントになっています。
出典:http://www.harpersbazaar.com/
ベルトループを通さなくていいからどんなボトムにも使うことができ、存在感のあるバックル部分がウエスト周りをカバーしてくれるのがうれしい♪
野外フェスの時のコーデにも存在感のあるダブルバックルベルトは大活躍!
出典:https://kidzrawr.com/
ダブルバックルベルトの元祖といえば、海外セレブがこぞって通う
有名セレクトショップ「ロンハーマン」で取り扱われるブランド「ビーロウザベルト」。
B-Low The Belt (ビーローザベルト) とは…
2002年にAna SchoenbergとCarole Goebelsが設立したブランドで、 60年代と70年代のファッションからインスパイアされたユニークなハンドメイド のベルトを展開しています。
革新的なアクセサリーコレクションは、高品質のレザーとユニークな素材を使用 しており、多くのファッションリーダー的セレブリティに愛用されています。
ベルトを専門としたブランドが提案するアイテムだけあって、ファッション性抜群で、何気ないコーデにあわせるだけで一気におしゃれ感をアップさせてくれます。
ベルトを中心としたコーデを楽しみたい場合は太いタイプを、普段からベルトをした服装が多いという方は細いタイプを選ぶと日常的にも使えるのでオススメです。
グレイッシュカラーベルト
日本人女性に人気が高く、流行中のグレイッシュカラーのベルトも押さえておきたいスタイルアップアイテムの一つです。
グレイッシュカラーはグレー単色ではなく「灰色がかった」色味全体のこと。
ダスティパステルやナチュラルカラーなどもグレイッシュカラーに分類されます。
グレーを帯びた落ち着きのあるスモーキーな色合いは、シックで洗練された印象の中に女性っぽさを兼ね備えた、まさに大人の女性にぴったりのカラーです。
前項でご紹介したスタッズベルトも、グレイッシュカラーを取り入れることでこんなに上品に。
ワンピースを着て太って見えるという方は、こんな風にワンピースに合わせると ベルトがよいアクセントになり、引き締まって見えます。
一般的にベルトに存在感を出しつつ、全体に統一感を持たせるため、ベルトと靴のカラーを揃えるのがベルト選びのポイントですが、薄めのグレイッシュカラーについては、コーディネートになじみやすいため、あまり靴のカラーを考えずに選ぶことができるのもうれしいポイントです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ここでご紹介したコーディネート以外にも、太さ、色、つける位置でウエストが細くみえたり足長効果が出たりと、ベルトはスタイルアップにも欠かせないアイテム!
一本持っていれば、ちょっとした工夫で着やせ効果は手に入ります。
洗練された大人スタイルをつくるには、こうした小物系の質にこだわるのがコツですが、できれば質のいい本革のしっかりとした素材のものをひとつは持っておきたいですよね♪
質がよくていろんなファッションスタイルに活躍するお気に入りベルトをぜひみつけてみてくださいね♪
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