絶対に失敗しない!カシミヤストールを選ぶときに気をつけたいポイント

カシミヤストール 選ぶポイント

上質な手触りで人気のカシミヤストール

一口にカシミヤといっても、実際には値段や手触りも様々で、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。

なぜカシミヤのストールはたくさんの人に愛用され続けるのか?まずは「カシミヤ」について詳しく知ってから、自分にぴったりのものを選ぶことをおすすめします。

後半では、カシミヤ100%ストールブランド「re:gre」のスタイリストが様々なストールコーデを見てきた経験を活かしておすすめのコーディネートもご紹介しますので、ぜひ参考になさってみてくださいね。

カシミヤ ストール

 

目次

「カシミヤ」とはどんな素材なの?

カシミヤは、高地の厳しい地形と気候の中で育てられたヤギの一種である「カシミヤ山羊」から採れる素材のことです。

ちなみに、「カシミヤ」と呼ばれたり「カシミア」と呼ばれたりしますが、正確には素材・原料としては「カシミア」、日本での消費者庁家庭用品品質表示法の表記は「カシミヤ」とされており、日本で加工販売されているものは「カシミヤ」と呼ぶのが一般的なようです。

カシミヤは、生産地が中国・モンゴル・イランを中心に世界的にも限られていることと、毛の収集において手間暇がかかることから、ウールよりも高価とされます。

毛を収集するときは、バリカンで刈ることはしないで、時間をかけてすくことで繊維の細い産毛を集めて収穫されます。

カシミヤ山羊は、表面は固い毛でおおわれているのですが、一般的な衣類などに使われるカシミヤというのは、内側のやわらかい毛質の部分で、一頭から採れる量は150〜200グラムと少ない希少価値の高い天然繊維です。

ウールとカシミヤを比べるとカシミヤの方が、柔らかくて細い繊維が空気をたくさん蓄えてくれるのでとても暖かいのです。

カシミヤ 山羊
出典:http://www.mongolia-travel-guide.com/cashmere-goats.html

 

カシミヤの混毛率について

近頃はネット通販も当たり前になって、購入する際に実際に手に取って品質を確かめるということも難しいことが多々ありますが、カシミヤ製品を購入する際に、気を付けていただきい点があります。

それは、カシミヤの「混毛率」です。

カシミヤとほかの素材の混合なのに、カシミヤ100%と誤解されるような表記をしていたり、カシミヤがわずかしか入っていないのに、「カシミヤストール」などと表記していたり、、、

しかし、これらは価格も安価ですし、気を付けて商品説明をきちんと見ていれば間違って購入するのを防ぐことができます。

実は、一番気を付けなくてはならないのは、「カシミヤ100%」と表記している商品なのです。

 

それって本当にカシミヤ100%ですか?

カシミヤ ストール
出典:http://taku-affi.com/

原料の正しい表示が法律で義務づけられている日本ですが、カシミヤ製品については、カシミヤ97%までならカシミヤ100%の表記が認めれらています

原料を出荷するときに原料を結ぶ糸がカシミヤ以外の繊維を使ったものだったりした場合、わずかに他の繊維が混入する可能性もあるため、この点は許容範囲内といえば許容範囲ですが、つまりは最大3%はほかの繊維が混じっていても「カシミヤ100%」と謳うことができるということ。

わずか3%の違いでも、もちろん生地の質は大きく変わってきます。

さらに、安価なカシミヤのほとんどは、カシミヤ製品の工場で余った糸や生地を再利用して、再度脱色や染加工を施すため、カシミヤ100%といえど素材の耐久力や光沢は失われますし、ほかの繊維が混入している確率も高くなります。

本当によい品質のものを選んで購入するためには、あらゆる繊維原料、糸、織物、製品について試験鑑定を行い、証明書を発行するケケンなどの試験機関で試験され、試験結果がきちんと表示されているお店で購入するのが望ましいです。

そういった細かい表記をきちんとしており、検査を通した品物を扱っているお店なら安心度は高いです。

リグレ カシミヤ ストール

カシミヤのグレードって?

先ほども少し触れましたが、一言でカシミヤといっても、カシミヤの産地やグレードで値段や手触りなども変わってきます。

カシミヤは産地をはじめ、産毛の長さや太さを基準にランク分けされています。

カシミヤには”ホワイトカシミヤ”、”ブラウンカシミヤ”、”グレーカシミヤ”が存在し、中でも脱色の必要がなく染色しやすいホワイトカシミヤは、特に価値の高いカシミヤとして重宝されています。

またカシミヤには原料のランクが存在し、 繊維長(繊維の長さ)、繊度(繊維の直径/細さ)、異物混入率の3軸にて判断します。

カシミヤの主な産地はイランや、インド、アフガニスタン、中国、モンゴルなどですが、中でもモンゴル産のカシミヤは繊維がとても細く、長さも長く、強度も強いためランクが高いとされており、特に気温の変化の激しい内モンゴル産のカシミヤは最高級品とされています

ストール ランク

最高級品を産出する内モンゴルの中でも、アルバス地方のアルバスカシミヤはその白さと滑らかな肌触りから「カシミヤの女王」と称され、もっとも品質のよいカシミヤのひとつと言われています。

 

お家での洗濯は可能なの?

カシミヤストールは肌に直接捲くものなので、ファンデーションなどの汚れや、臭いの元になる皮脂などの汚れがつきやすく、そういった汚れをほっておくと、いつの間にかストールの黄ばみや変色の原因になってしまいます。

肌に直接触れるストールは、できればいつも清潔な状態で使用したいものですが、一般的に流通しているカシミヤはお家で洗濯できないものも多いですよね。

天然素材のカシミヤは、上質であればあるほど耐久性が高くなるため、基本的にはデリケート素材用の洗剤での手洗いが可能です。

もちろん洗濯不可と表示されているものは、洗濯に耐えられないような粗悪な繊維を使用していたり、装飾や染色の風合いをそこなわないようになど理由もいろいろありますから、洗濯表示を無視して自宅で洗うということはおすすめできません。

でも、お家で洗濯できないからといってドライクリーニングでのお手入れは、実は問題点もいっぱいなのです。

カシミヤストールを選ぶときは、できるだけお家で洗濯ができるものを選ぶのがおすすめです。

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カシミヤストールを選ぶポイントとは

カシミヤストールを選ぶ時に大切なのは、上質であることはもちろんですが、服装にあわせやすいものであるかどうかが大きなポイントになってきます。

カシミヤストールといえば、やはり高い買い物ですので、価格だけではなく使用感やコーディネートへの合わせやすさなども満足のいくものを購入したいですよね。

せっかく上質で高価なストールを買ったのに、タンスのこやしにしてしまうのはもったいなさすぎます。

コーディネートにあわせやすいストールを選ぶ場合、色やカラーも大事ですが、一番大切なのはストールの大きさです。

特に一枚目のストールには、「大判サイズ」を選ぶと間違いないでしょう。

大判ストールでないと、ワンループなど特定の巻き方しかできないため、コーディネートの幅がグッと少なくなってしまいます。

カシミヤ ストール 大判 

大判サイズのカシミヤストールなら、肩からかけるだけでもある程度のボリュームがでるので様になりますし、首元にグルグル巻いたり、アウターに合わせて様々な巻き方ができるので、着こなしの幅が広がります。

ただ、ジョンストンズの代表的な大判ストールのように厚手のカシミヤストールの場合は、横幅と縦幅がどちらも大きすぎるとかえってゴワゴワしてしまうこともありますので、コーディネートごとのアレンジを楽しみたい場合は、薄手のカシミヤストールを選ぶのがおすすめです。

理想のカシミヤストールを求めて

いかがでしたか?自分の理想のカシミヤストールは見つかりそうでしょうか。

「カシミヤのストールといえば、こんな手触り!」というイメージを持っている方も多いと思いますが、カシミヤは製造の時の織り方によって、厚みや肌触りなどにかなり違いが出てきます。

おそらく、カシミヤストールというと、有名なジョンストンズのストールのような「平織り」の手触りを想像する方が多のではないでしょうか。

ジョンストンズ ストール

平織りは確かに暖かくカシミヤの滑らかさをより感じることができますが、厚手のため、「カシミヤは冬しか使えない」というイメージが強くなってしまいます。

けれど、天然素材であるカシミヤが優秀なのは保温性だけではありません。

暖かい空気をとどめながら、余計な湿気を外に逃がしてくれる働きもあるカシミヤは、実は年中使える素材なのです。

カシミヤストールは織り方で選べばオールシーズン、様々なシーンに分けて使うことが可能で、カシミヤストールと一口に言っても、実は種類もたくさんあるのです。

「ますます、理想のストールを探すのって難しい、、、」

そう思ってしまったあなたへ、カシミヤ100%ストールブランド「re:gre」がつくった、理想のカシミヤストールをご紹介します。

 

オールシーズン使えるカシミヤガーゼ織りストール

薄手でやわらかな質感が特徴の「ガーゼ織り」は、夏でも冬でも似合うのがいいところです。

ガーゼ織りのカシミヤストールなら、肌にあたる面積が少ないので夏はサッパリと、冬は空気を含んであたたかく使えます。

肌ざわりの良い上質カシミヤを使用したふわっと軽くて柔らかなガーゼ仕立てのRegreのストールは、なんと大粒イチゴ2個とほぼ同じ87グラム!

カシミヤならではの暖かさはそのままに、気持ちまで軽くなる、超軽量でグラデーションカラーが美しいストールです♪

首に巻いても、肩にかけてもきれいな長めのサイズ感。カジュアルからフォーマルまで、さまざまな着こなしのアクセントとして最適です。

ストールの端にはフリンジが施され、ふんわりとした印象を与えています。

肌寒い日にも、日よけとしても、気になる首周りをおしゃれに隠すのにも一年中大活躍!

リグレ カシミヤ ガーゼストール
Regre カシミヤ100% 大判ストール グラデーション ガーゼ織り【全5色】
13,000円(税別)

春~秋にオススメのカシミヤシフォンストール

シフォン素材は、その名の通りふわふわで極薄手の素材です。

洗ってもすぐに乾くシフォン素材なら、暑い季節でも頻繁に洗濯できるので使いやすいです。

シフォンタイプのカシミヤストールは、重たくみえないエアリーな質感で、薄着の着こなしともバランスよく着こなせます。

大判サイズなら、フォーマル使いにもぴったりですね。

肌ざわりの良い上質カシミヤをふわっと軽いシフォン仕立てで仕上げたRegreのストールは、気持ちまで軽やかにしてくれます。

常に鞄に持ち歩いても気にならないくらい超軽量なのに、カシミヤならではの暖かさ。

うっかり薄着で出かけた日や、気温の下がる夜や夕方に1枚持っておくと、はおったり首元にくるくるっと巻くだけで暖かくてオシャレです。

リグレ シフォン ストール
Regre カシミヤ 100% 大判 シフォン ストール【全13色】
11,000円(税別)~

秋~冬にオススメのカシミヤ平織リバーシブルストール

先ほどもご紹介した、カシミヤの代表的な織り方です。

カシミヤのしっとり滑らかな素材を最大限に活かした、カシミヤストールの中ではいちばん上質感のあるタイプです。

コートにも似合うしっかりとした質感にも関わらず軽いつけ心地は、コーデを格上げしてくれて真冬の着こなしにも最適です。

上質でやわらかなカシミヤ生地の、両面でカラーが異なるおしゃれなストールなので、その日の気分やコーデにあわせて表裏を使い分け、印象を変えることができます。

単調になりがちな秋冬のコーデ。巻き方次第で様々な表情を見せてくれる絶妙なカラーの組み合わせは、どのカラーを選んでもきっとコーディネートの強い味方になってくれます。

リグレ カシミヤストール 平織りリバーシブル
Regre カシミヤ 100% 大判 ストール 両面 リバーシブル【全4色】
20,000円(税別)

冬にオススメのカシミヤニットストール

カシミヤを「織り」ではなく、通気性のよいニット編みにしたタイプです。

カシミヤの上質な肌触りに、ニットにすることでふんわり感がプラスされ、うっとりするような巻き心地に。

その滑らかさと軽さは想像以上なので、ぜひ一度手に取ってみてほしいストールナンバーワンでもあります。

とにかく軽くてごわごわしないのに、機能性も見た目のあたたかさもバッチリなので、特に冬の厚手のコート類とあわせるのがおすすめです。

毛玉もできにくく、できたとしても天然素材100%なので無理にとらなくても自然と毛玉が落ちてくれますし、シワになりにくいので、カバンにいれて持ち歩くにも便利です。

ストール ニット
Regre カシミヤ 100% ニット ストール【全6色】
12,000円(税別)

 

ストールを使ったおすすめコーディネート

nakkooさん(@nakkoo555)がシェアした投稿

季節の変わり目の温度調節に、、、ふんわり軽いガーゼタイプのカシミヤストールは、ベージュカラーなら季節を問わず活躍してくれます。

シックな印象のブラックのスリットスカートですが、淡いカラーをトップに持ってくることで「ゆるさ」がうまれ、ちょうどいいアクセントに。

 

王道トレンチ合わせは、小物にスパイスを

manaさん(@ma_anmi)がシェアした投稿

トレンチにカシミヤストールを合わせた王道スタイルですが、小物づかいが秀逸!

赤い小物はコーディネートのスパイスになるとともに、そのあたたかなカラーで季節感も感じさせてくれます。

 

シンプルスタイルにブラウンを効かせて

Mai☺︎さん(@mai3354)がシェアした投稿

ベーシックなアイテムでまとめたコーデに、ブラウンのストールをポイントにして秋らしさをON。

ストールをグルグル巻きにするときはヘアスタイルはすっきりとまとめるとバランス◎です。

バッグも同じカラーのトーンにして全体の統一感を意識しています。

 

ペールトーンで優しいニュアンスを

yuさん(@yu.rm)がシェアした投稿

暗いカラーが増えるこれからの時期には、おしゃれ感が増す淡いカラーのコーデなら女性らしさもアップしそうです。

ホワイト×グレーのスタイルに、ストールはあえてベージュを選んで優しげなニュアンスをプラス。

カシミヤならではのふんわりやわらかいイメージを上手に使ったコーデですね。

 

まとめ

今までなんとなくカシミヤストール=高価なので日常づかいは難しいもの、という印象だけを持っていた方も多いと思いますが、同じカシミヤストールでもいろいろな種類があるんですね。

せっかく値段が張ってもよいものを手に入れるのなら、日常的にいつも使いたいのが本音ではないのでしょうか。

素材やグレードなどを吟味すれば、カシミヤは自宅での手入れが可能で、オールシーズン使うことができる素材です。

せっかくなら、ご自宅でお手入れができて、肌触りだけでなく心も気持ちよく使えるカシミヤストールを、あなたのワードローブにも投入してみませんか?

1枚持っていれば必ず重宝するアイテム、カシミヤストール、ぜひご自身に1番しっくりくる1枚を見つけていただけたらと思います。

 

 

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